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【ロゼッタストーン】シャンポリオンが発見!書かれている内容は?

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キーワード解説:ロゼッタ・ストーン

目次

ロゼッタストーンとは

今回は、とある「石」を紹介します。

イギリスの由緒ある博物館で大切に保管され、私たちが決して直接触れることのできない石「ロゼッタストーン」のことです。

ロゼッタストーンは、現在のエジプト第二の都市、アレクサンドリア近郊のラシードという町で発見された2000年前の石碑です。

一部破損していますが、残されている石のサイズは高さ114cm、幅73cm、厚さ28cm、重さ762kgで、残されている部分だけでもかなりの大きさです。

文字が刻印されている面は3段に分かれています。

  • 上段:神聖文字(ヒエログリフ)
  • 中段:民用文字(デモティック)
  • 下段:ギリシア文字

神聖文字(ヒエログリフ)は絵文字から発達して生まれたエジプト最初の文字で、民用文字はそれを民衆用に簡略化した書体のことです。

また、ギリシア文字が刻まれているのは、プトレマイオス朝がギリシア系のヘレニズム諸国の一つであったためです。

ナポレオンのエジプト遠征中に発見

1799年、ナポレオンのエジプト遠征中に、参謀ブーシャールと兵士たちが作業をしていた際、黒い大きな岩に絵文字が刻まれているのを見つけました。

ロゼッタという名前は、ラシードをヨーロッパ人がロゼッタと呼んでいたことに由来します。

発見後、ヨーロッパ諸国の学者たちが上段に刻まれたヒエログリフの解読にあたりました。

しかし、ヒエログリフの大部分が破損しており解読は難航します。

その理由の一つは、学者たちがヒエログリフを表意文字(一つ一つの文字がそれぞれ一定の意味を表す文字)だと認識して解読を図ったためです。

ところが、ヒエログリフは表意文字の他にも、表音文字(アルファベットのようなものです)や意味や文脈を決定するための文字が組み合わさっており複雑なものでした。

世界史の窓 神聖文字/ヒエログリフ

何が書かれているの?

古代プトレマイオス朝(前304~前30年に存在したギリシャ系の王朝)の国王であったプトレマイオス5世をたたえた紀元前196年の碑文です。

前半はプトレマイオス5世の功績をたたえ、後半では王のための神殿と祭りを周知する文章です。

この法令は硬い石碑に、聖なる文字と、人民用の文字とギリシア語とで刻まれ、第一、第二、第三(級)の神殿に、永遠に生きる王の側に安置されるであろう。

との記述があります。

あらゆる地域の神殿に建てられた石碑のようです。

ロゼッタストーン/日本語訳とその解説

シャンポリオンが解読に成功

ロゼッタ・ストーンの解読に初めて成功したのはフランスのエジプト学者、シャンポリオンです。

彼はヘブライ語、アラビア語、シリア語、コプト語を学び、ナポレオンのエジプト遠征によって古代エジプトに関する研究に着手しました。

1822年、シャンポリオンはヒエログリフは表意文字ではなく表音文字(一つの文字が音と結びついて意味を表す文字)であると仮定し、コプト語(古代エジプトの言語)の知識を活かして解読に至りました。

ロゼッタストーンは1801年のアレクサンドリアでのフランス軍敗北によってイギリスに引き渡され、約200年後の現在もイギリスの大英博物館で保管されています。

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