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ワークシェアリングとは?概要・導入事例など徹底解説

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皆さんは、ワークシェアリングという言葉を聞いたことがありますか?失業対策や働き方改革の一環として採用されていますが、そもそもこれはどんなものなのでしょうか?

今回はワークシェアリングについて、その概要から徹底的に解説していきます。

目次

雇用を分け合うこと

ワークシェアリングとは本来1人の人に任されていた仕事を分担し、複数人で雇用を分け合うことを意味します。

一人ひとりの業務にかかる負担を軽減し、効率的、生産性の高い業務運営や社会全体の雇用拡大を目指す取り組みがワークシェアリングなのです。

ただ、この場合分け合うのは仕事や責任だけでなく賃金もその例に漏れないことに留意しておきましょう。

ワークシェアリングの種類

ワークシェアリングにはいくつかの種類があります。以下で詳しく解説していきます。

雇用創出型

少しでも多くの人に雇用の機会が行き渡るように、すでに雇用されている労働者一人当たりの労働時間を短くし、新規の労働者が就労のチャンスを得られるようにするためのワークシェアリングです。

雇用維持型

雇用維持型は、文字通り雇用維持のために行われるワークシェアリングです。この型は状況に応じて2つのパターンに分類されます。

財政悪化時の雇用維持のため

企業の業績が悪化した際、リストラの手段の一つとして行われるワークシェアリングの一種です。

社員を解雇せず、雇用は維持しつつ1つの仕事を複数人で分担して担当させることで失業者が出ないようにします。

高齢者の雇用維持のため

定年を超えた世代に活躍の場を提供するためのワークシェアリングです。

短時間の勤務や少ないシフトで働く労働者を多く雇用するのが特徴です。

多様就業促進型

様々な働き方を実現するために活用されるワークシェアリングです。

趣味と仕事、育児と仕事、介護と仕事、仕事と仕事など…。個人の仕事に対する考え方は昨今多様になってきています。

多様就業促進型では、そうした考え方・ワークライフバランスに配慮し、「ワークシェアリングでやりたいことと仕事のバランスを取る」ことや「多様な働き方を企業・社会が受け入れる」ことを目的としています。

ワークシェアリングのメリット・デメリット

では、ワークシェアリングにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

ワークシェアリングのメリット

  • 失業者を減らすことができる
  • 労働生産性をあげることができる
  • 労働者のモチベーションの向上に繋がる
  • 仕事と何かを両立でき、人生を豊かにすることができる

ワークシェアリングのメリットは、仕事を分担することで雇用を増やせることだけでなく、個人当たりの仕事量が減ることによる心理的メリットもあるようです。

ワークシェアリングのデメリット

  • 給与のダウン
  • 賃金格差の発生
  • 保険料など一部コストの増加
  • 改革時のイニシャルコストが負担になる

デメリットとしては、やはり給与の問題があげられました。

また、雇用者が増加することによる一部コストの増加などもデメリットの一つとしてあげられます。

導入の問題点

日本において、現在ワークシェアリングは普及していません。

また、導入には

  • 労働者の収入が下がってしまう可能性が高いことから労働者の同意を得にくい
  • 日本では一人一人が担当する仕事が広く曖昧なことが多いため、分割が難しい

などの問題点もあり、今後の普及の障壁となっています。

ワークシェアリングを利用しつつ、根本的な解決を!

ワークシェアリングを利用すれば、失業者を減らすことができるほか、様々な「働き方の可能性」を広げることができるでしょう。

しかし、ワークシェアリングの実態はケーキをより細く切っているだけ。

根本的な雇用問題の解決には、経済活動をより活発にし、誰もが仕事を生み出しやすい社会作りをしていく必要があるでしょう。

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