コラム

安倍首相辞任から1ヵ月〜「長期政権」と野党のあり方〜(By タカジュン)

安倍首相辞任から1ヵ月〜「長期政権」と野党のあり方〜

安倍晋三前首相の辞任表明から1カ月以上が経ちました。

政治の動きは早いもので、菅政権の発足から2週間が経過しています。

2012年12月の衆議院議員選挙で政権をとって以来、安倍首相は7年9ヶ月もの間、内閣総理大臣として日本の代表を務めました。

そこで、今日は「長期政権」について少しお話しします。

長期政権の良いこと、悪いこと

長期政権のメリット

持病の悪化で辞任するまで、自民党は国政選挙で6連勝を果たしました。

安倍前首相が力を入れていた「地球儀を俯瞰する外交」については、安定した長期政権だからこそ発揮できる影響力を存分に発揮できていたと言えます。

今までのように毎年首相が変わっていては国は大きく変えられません。

また、各国首脳の中でもベテランになったため国際社会での安倍首相の存在感は増していました。

安倍首相が辞任を表明した際にTwitter上で各国首脳からメッセージが届きました。

かつて日本に、辞任がこれほどまでにニュースとなった人物がいたでしょうか。

長期政権のデメリット

一方で、長期政権はある意味「独裁」のようになる弊害もあります。

具体的には森友学園桜を見る会の時に発生した政権に対する「忖度」です。

森友学園問題の時は、近畿財務局が土地の大幅な値引きをしたこと、佐川元支局長が経緯を改ざんしたことが政権への忖度だと批判されました。

桜を見る会でも「推薦枠」の存在を官邸官僚は認めなかったものの、その後に菅首相(当時官房長官)が会見で認めました。

情けない野党

このように批判されるべき要素がたくさんあるのに長期政権となっていました。

もちろん現政権のプラスの成果もありますが、自民党が批判されている時、支持者が離れている時に野党がその支持の受け皿になっていないことが原因です。

「安倍を倒す」ことが唯一の政策のようになってしまっているのです。
(もちろんそんなことはないのですが、多くの有権者からそのように思われていることは選挙の結果を考えれば明らかでしょう。)

「安倍を倒す」目的のためだけに国会の審議を乱さないようにすべきです。

桜を見る会やモリカケを追及するのは良いですが、関係の無い委員会にまでその問題を持ち込んで議論を停滞させるのは愚かです。

さらには、新型コロナウイルス感染拡大初期の頃すら、立憲民主党は口を開けば「桜を見る会」でした。

これでは野党に支持は集まりませんよね。

野党は与党に危機感を与える存在であるべきだ

国が良い方向に向いていくためには、野党がしっかりと機能していることが重要だと思います。

与党議員のスキャンダルを決して擁護するわけではありませんが、スキャンダルが続く原因の1つに緊張感がないこともあるのではないでしょうか。

法案が通されそうになった時は圧倒的に数に劣る野党は修正案を出すなどして少しでも自分達に寄せた考えに改善を促すこともできます。

批判だけでは、ただ与党の案を受け入れる事と同義になってしまいます。

現状、いつ次の衆議院議員選挙が行われるかわからない状況です。

このままでは与党の圧勝、野党の惨敗は目に見えています。

野党が伸びることで与党も「しっかり」します。

正しい所は正しいと認めて政策の中身で勝負すべきです。

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タカジュン
タカジュン
本名高野純市。政治の情報を毎日発信する学生ツイッタラー。青山学院大学在学。WEBメディアでの民間経験を経て、政治家の事務所インターン生に。その後、WebメディアPolicyを立ち上げ。政党学生部部長。

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