コラム

コロナとトラベルをどう両立するか?(By ナミ)

コロナとトラベルをどう両立するか?

どうバランスをとるか?

トラベルとコロナウイルスの適切なバランスは何でしょうか?徐々に感染症対策が緩和され、新しい生活様式に慣れるにつれて、感染者数の増加は避けられません。しかし、日々感染者数が増えて不安になっている人も多くいると思います。では、どうすればいいのでしょうか?まず、全国的にも地域的にも、容認できるコロナウイルスの新規感染者数、PCR検査の陽性率などを設定することが重要だと思います。これは科学的データやコロナ感染者の為に確保出来る病床数などの要素を考慮して決定する必要がある一方で、コロナ対策がどれくらい上手くいっているのか政府や国民が一つの指標として使用できます。「GoToトラベルキャンペーン」の効果が限られている理由の一つは、政府が全国で感染者数が増えている中「今旅行しても大丈夫」という安心感を国民に与えることに失敗したからです。そこで、新規感染者数、PCR検査の陽性率などに特定の数を設けることで、その数を超えない限り、国民も安心して旅行に行く事ができ、同時に経済活動を刺激する事ができます。

ただし、ウイルスの感染が制御不能になった場合、またはウイルスが設けられた数を超えた場合には、政府は迅速かつ決定的な行動を取る事が求められます。コロナ感染者の病床数がフル稼働状態になるのも防がなければなりません。コロナを排除することはできない今では、旅行による経済活動の回復と同時に増える感染者数というトレードオフが常にあることを認識するのも重要です。

イギリスではどう両立しているか

国によって旅行とコロナウイルスのバランスをどのようにとるかは異なります。観光業界の仕事が多くあって、この夏海外旅行に行く人が意外と多いイギリスでは、帰国する人達からのコロナウイルスを流入を防ぐ為に、いくつかの措置を講じています。イギリス政府は危険性が低く、安全に旅行できると定めている国のリストがあり、この国から帰った時には2週間の検疫期間を必要としません。しかし、これはその国の10万人あたりの感染者数によって決定されるので、急速に感染者が増加している場合、リストに入っている国が変更される事は頻繁にあります。リストから除外されば、2週間の強制検疫期間が実施されます。

最後に

私もこの夏旅行でイタリアに行きました。イタリアでは観光業界がGDPの13.3%に貢献しており、今年は何がなんでも観光旅行者が必要だと必死でした。いざ行ってみると、ソーシャルディスタンスなどの感染対策よりもお客さんの数を重視するところが多く見受けられたので、医療ではなく、経済を優先していたのがよく伝わってきました。コロナとトラベルのバランスは国によって違うので、出来るだけ早く日本に合うバランスを見つけてほしいと思いました。

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ナミ
日本生まれだが人生の大半をアメリカ、ドイツ、イギリスで過ごす。そのせいか自分のアイデンティティがまだよく分からない女子大生。現在はイギリスの大学で政治経済を学び、ツイッター(@Youth18Politics)で呟く。趣味はサッカーとドイツのラジオを聞く事。

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