コラム

【オンライン教育】アフターコロナの教育を考える(By 太田一希)

コロナ オンライン授業

【オンライン教育】アフターコロナの教育を考える

コロナを機に話題に

今年3月、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため休校措置がとられました。以前から映像授業やオンライン授業などを行っていた学習塾もありましたが、休校措置により、学習塾のみならず、学校教育にもオンライン教育を求める声があがってきました。
しかし現状では、休校期間中に宿題を出してそれをチェックするだけしかできなかったという学校もあったと聞いています。新型コロナウイルス第2波が来ると話題になっている今、オンライン教育について考えます。

オンライン教育の種類①映像授業

東進衛星予備校などで普及した映像授業。オンライン教育の中では、新型コロナ以前から広く取り入れられていました。対面の授業に比べて、一回の収録で多くの人を教えられる、僻地や田舎にも都会の優秀な先生の授業が受けられる、見返したり倍速で見たりということができるという利点があります。
優秀な生徒は自分のペースで進められ、効率的に学習ができるという反面、聞き流してしまう生徒が出てくる、生徒の反応を見ながら授業の内容・ペースを変えるということができない、授業をしてくれる先生に質問できないというデメリットもあります。
映像授業を取り入れる場合は、優秀なチューターをつけるなど、生徒が最適な授業動画を見れるようにする、生徒が聞き流したりしないように様子を見守る人をつけるなどの工夫が必要だと思います。

オンライン教育の種類②ビデオ会議ツールを使った個別指導

最近普及してきているzoomや以前からビデオ通話ツールとして有名であったskypeなどを利用し個別指導を行います。僕の感覚では、新型コロナを機に普及してきたような気がします。大手の家庭教師会社もここ数か月の間に参入してきているようです。対面の個別指導に比べて、帰宅時間を気にしなくてよいから遅い時間にも指導ができる、画面共有やホワイトボード機能を使いこなせれば躍動感のある授業ができる、僻地や田舎にも都会と変わらない水準の指導ができるというメリットがあります。
しかし、対面と比べて生徒との信頼関係が築きにくい、回線の不具合によりフリーズや音声トラブルが起こる可能性があるというデメリットがあります。
僕は、オンライン指導をしていますが、やはり生徒との信頼関係の築きにくさは感じます。しかし、実際に家庭に出張する家庭教師よりも多くの生徒を見れる、ホワイトボードなどの機能により対面の個別指導よりも番所の色分けがしやすいなどのメリットを感じています。

オンライン教育の種類③zoomなどを活用した集団指導

大学の講義などで多く取り入れられているビデオ会議システムを利用した集団指導。家にいながら授業を受けられるため空き時間を有効に使える、ブレイクアウトルームなどを活用し積極的なグループワークを行えるなどの利点があります。しかし、音声トラブルやミュートの解除などにより生徒に発言を求めるときに時間がかかる、回線に不具合がある人には参加しずらい、先生と生徒や生徒同士の距離が遠く感じ信頼関係が築きにくいなどデメリットも多いのが現状です。
僕は実際に大学の講義をzoomなどで受けていますが、正直分かりにくいなと不便に感じることやほかの学生との繋がりを作りにくいということを感じています。

オンライン教育の種類④参考書などの教材を使った自学自習を中心とした学習

近年、「日本初授業をしない塾」のキャッチコピーで知名度をあげている武田塾など、参考書などの教材を使った自学自習を中心とした学習が見直されています。上記のオンライン教育に比べ、比較的費用が掛からないといったメリットがあるほか、家やカフェだけでなく参考書の種類によっては電車の中などどこでも取り組める、自分のペースで取り組める、自分で能動的に取り組まないと範囲が進まないため生徒が主体的に取り組むことを期待できるといった利点もあります。
デメリットとしては、参考書で分からない内容があった場合、それを聞ける環境がないと分からないままになってしまう、未習の範囲に最初に取り組むハードルが高いなどのデメリットがあります。

筆者が考える最善のオンライン教育のあり方

僕は、神戸大学に向けて学習する中で参考書を中心に勉強しました。しかし、決して参考書の力だけで合格したのではなく、一緒に自習に取り組んでくれた仲間の存在や参考書で分からない内容の質問に答えてくださった先生方、学校の授業を聞くことによって身に着けた基礎知識が大きく合格に起因したと思います。
そこで基本的には参考書を中心にしつつも、最初のハードルを下げるための映像授業、分からない参考書の内容を理解するためのオンラインの個別指導を状況に合わせて取り入れる、それらを総合的にプロデュースし、モチベーションや参考書のペースを管理するアドバイザー的な人を一人一人につけるといった形が理想的なのではないかと思います。また、ディベートや理科の実験などはオフラインで行うほうが望ましく、一緒に学習する仲間づくりという点でもオフラインで会う機会にもしたいため、ディベート・理科の実験はオフラインで行うべきだと考えます。さらには、自習やオンライン指導を受けられる空間を町に作っていく(自然にできていく)ということも必要不可欠でしょう。
このように、現状の画一的で非効率的な教育よりも、一人一人の現状に合わせ、住む場所による教育格差が少ない教育を実現するためにアフターコロナの時代にもオンライン教育は取り入れられていくべきです。

アベノマスク
再配布!?アベノマスクに効果はあったのか(By 太田一希)アベノマスクとは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にとる全国的なマスク不足を解消するために、全世帯に2枚ずつ布マスクを配布するという政策である。賛否両論のアベノマスクに関して、賛成派・反対派のそれぞれの主張をまとめ、自分の見解を述べてみた。...

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
ABOUT ME
太田一希
太田一希
2001年愛知県西尾市生まれ。神戸大学経営学部一回。政治については勉強中。受験勉強を通して、教育の理不尽さに気づく。それを変えるには、政治的アプローチも必要と思い、政治に興味を持つ。大学生の間に学びたいことは、会社経営・経済学・教育学。政治にあまり詳しくない、ライト層がもっと政治に参加できるような環境づくりの推進を目指し、活動中。政治に興味を持ったのは最近で、知識も浅いですが、この活動を通して、皆さんと一緒に学んでいきたいです!!よろしくお願いします!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。