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【ここがおかしい高校入試】夏休み前に考える入試制度のあり方(By 太田一希)

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【ここがおかしい高校入試】夏休み前に考える高校入試のあり方

今回は、受験の天王山ともいわれる夏休みを前にして、去年まで受験生だった僕が高校入試とはどうあるべきか考えていきたいと思います!
僕自身は愛知県の公立高校に通っており、私立高校の入試や他の都道府県の高校入試に対しては、知識が足りないのかもしれませんが、自分が経験したこと、聞いたことをもとに問題提起をしていきます。

ここがおかしい高校入試①内申点制度が不明瞭

最初に、内申点制度について言及していきたいと思います。
中学生の皆さん、元中学生の皆さん、内申点がどういった基準で決められているかってご存じですか?通知表を見ると、教科ごとに3~5くらいの評価基準があり、それぞれの評定が書かれていることはあるかもしれません。しかし、宿題を一回忘れたら何点マイナスになる、テストの一点はどのくらい反映されているのかなどの細かい基準は知らない人がほとんどだと思います。
つまり、内申点は教員の気分でいくらでも変えられるということです。さすがに、気分で評定をつける先生は少ないとは思いますが、自分の部活動に所属している子や仲のいい生徒にいいようにつけてしまうのは、人間なら仕方ないと思います。また、もし学校側がテストの点数の入力ミスをしていたとしても、内申点という不明瞭な数字に変えられてしまったら、生徒・保護者側から間違いを指摘することは不可能に等しいです。内申点の評価基準の不明確さはこのままでいいのでしょうか。

僕は、このままではいけないと思います。生徒の人生を左右する入試に反映される以上もっと明確な基準が必要だと思います。そこで、内申点の判定基準の公表を求めます。内申点の評価基準を、宿題一回分は何点分として換算される、授業一回分の授業態度は何点分としてカウントする、それらの点数が何点以上何点以下の人は3といったように細かく公表すべきです。そして、希望した生徒には、自分の細かい点数を確認できるようにしてほしいです。そうすることによって、偏った判断基準の教員(教員ごとに判断基準を決めるということについても考え直さなければならないが)には、生徒・保護者からの抗議が起こり、透明性の高い、平等な入試に近づくのではないか。

ここがおかしい高校入試②公立高校の問題が一緒

これは、すべての自治体でそうではないし、私立高校の入試には関係のないことなのかもしれませんが、愛知県をはじめとする多くの都道府県では、公立高校は共通の問題(共通のレベルの問題)を出題しています。正直、そのような問題で、県内トップ校の受験生、あまり勉強が得意ではない子が行くような学校の受験生の実力が正確にはかれているとは思えません。
トップ校は、本当に簡単な問題をミスなくとける生徒がとりたいのでしょうか。そういった学校もあるでしょう。しかし、簡単な問題をミスなく解ける生徒よりも、難しい問題を思考力を使って解ける生徒、分からないと投げ出さずに一行でも自分の考えを書いてくる生徒を入学させたい学校も多いと思います。また、中学の内容は高校でやり直すから、小学校の内容が理解できているかを入試で確認したい学校もあるでしょう。公立高校でも、レベルや教育方針に応じて出題内容を変えるべきだ。

ここがおかしい高校入試③単独選抜の都道府県が多い

僕の地元愛知県の高校入試制度の最も大きな特徴である複合選抜。僕はとてもいい制度だと思っていますが、現在、ほかの都道府県では導入されていません。愛知県以外の都道府県では単独選抜という制度になっています。(一部例外はありますが、すべての公立高校を受験する生徒が併願できるのは愛知県だけです)
単独選抜とは、基本的には公立高校を1校しか受験できません。それに対して、複合選抜はふたつの入試日程があり、各日程で1校ずつ受験することができます(もちろんどちらかの日程しか受験しないこともできる)。複合選抜にすることにより、第一志望の高校に力が及ばなかったとしても、第二志望の公立高校に入学できる可能性があるから、多くの受験生は自分のレベルよりも一つ上の高校を受験することができます。そうすることにより、生徒の学習意欲が増加したり、難しいことに挑戦するといったマインドをはぐくむことができると思います。高校入試の先の大学入試や就職などで、そこではぐくまれたことは生かされてくるのではないでしょうか。
このようなことから、愛知県で導入されている複合選抜制度を全国的に導入すべきと考えます。

最後に

今回は、高校受験に対しての問題提起を3つの観点からさせていただきました。中学生(浪人生や学びなおしの人もいるけど)の受験生からしたら、高校受験はこういうものなんだと受け入れている人が多いのだと思います。だからといって問題をそのままにせずに、大人がしっかりと平等で透明性のある入試を受けさせてあげることが日本の未来を担う子どもたちのためになるのではないでしょうか。

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太田一希
太田一希
2001年愛知県西尾市生まれ。神戸大学経営学部一回。政治については勉強中。受験勉強を通して、教育の理不尽さに気づく。それを変えるには、政治的アプローチも必要と思い、政治に興味を持つ。大学生の間に学びたいことは、会社経営・経済学・教育学。政治にあまり詳しくない、ライト層がもっと政治に参加できるような環境づくりの推進を目指し、活動中。政治に興味を持ったのは最近で、知識も浅いですが、この活動を通して、皆さんと一緒に学んでいきたいです!!よろしくお願いします!

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