コラム

【都知事選分析】得票率MAPから見る2020年東京都知事選挙(By おちゃ)

都知事選分析

都知事選分析~得票率MAPから見る20年知事選~(Byおちゃ)

小池氏が圧勝、宇都宮氏ら及ばず

昨日投開票が行われた東京都知事選は、現職の小池百合子氏が得票率59.7%と前回よりも15%程伸ばして圧勝。当初の情勢調査通りの結果で終わった。 小池氏は、自民党支持層の7割超、公明党支持層の9割超を固め、無党派層の半数そして野党支持層にも浸透し、
幅広い支持を集めた。
次点は立憲民主や共産が推す、元日弁連会長の宇都宮健児氏。共産支持層は固めたものの、立憲支持層からの支持が広がらなかったのが敗因か。三番手はれいわ新選組代表の山本太郎氏。NHK出口調査では4位予想だったが、何とか巻き返した。4番手は元熊本県副知事の小野泰輔氏で、山本氏と0.7%差まで迫り善戦した。

各候補者の得票率分布

今回は、上位4名がどの地域でどれだけの票を獲得したのかを見てみよう。

①小池百合子

小池百合子氏-2020年得票率分布小池百合子氏-2020年得票率分布

小池氏は奥多摩地域で得票率が高かった。奥多摩町では得票率68%、図には掲載していないが、島嶼部の神図島村では得票率81%を超えていて、これらの地域で他の候補に大差を付けていることが分かる。
また、4年前と比較してみると…

小池百合子氏-2016年得票率分布小池百合子氏-2016年得票率分布

(市区町村別の得票率強弱が目視できるように色分けを変更している事に注意して頂きたい)16年は23区、特に中心部で得票率が突発して高かった。

②宇都宮健児

宇都宮けんじ氏-得票率宇都宮健児氏-得票率

立憲民主や共産、一部の国民民主議員などが支援した宇都宮氏は出馬した14年都知事選より票を減らした。このように見てみると、左派の強い世田谷区周辺で得票率が高いことが分かる。これらの地域は山本太郎氏が予想より票が取れなかった地域でもあることから、左派票が一定数宇都宮氏に流れてしまったことが考えられる。

③山本太郎

山本太郎氏-得票率山本太郎氏-得票率

山本太郎氏は奥多摩地域とと清でやや得票率が低いものの、各市区町村でまんべんなく得票率10%前後を獲得している。山本氏が初の国政選挙に挑んだ東京6区域でも予想より票を獲得できていない為、宇都宮票と割れた可能性が極めて高い。次期衆院選に向けてれいわは抜本的な戦略見直しを迫られるだろう。

④小野泰輔

小野たいすけ氏-得票率小野泰輔氏-得票率

小野候補は、中央区などの都心部で得票率が全候補中2位になるなど支持が高い。これは事前の情勢調査でも見られた傾向で、無党派層を多数獲得した模様だ。ただ、多摩地域などでは広がりを欠いている。またこの得票率分布は推薦した日本維新の会の都内の支持率の高さと類似している。

最後に

このようにマップにすることにより、都知事選がさらに奥深く分析できる。さらなる詳細分析などは後日見ていこうと思うのでお楽しみに。

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浪人中の大学受験生。オウンドメディアのおとな研究所・選挙業界最大手の選挙ドットコム契約ブロガー。 Twitterでは「おちゃ」という名で活動し、選挙や政局などの情報を発信する。

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