コラム

小池知事圧勝か。都知事選中盤情勢分析(By おちゃ)

小池知事圧勝か… 中盤情勢解説

小池氏の独走状態に

先日発表された日本経済新聞の都知事選情勢調査によると、現職の小池百合子氏が大幅リードしており主要野党が推す宇都宮健児氏やれいわ新選組代表の山本太郎氏が追う展開となっている。この情勢は告示前に行われた各社の調査などと同様の傾向が出ており、小池陣営が安定したスタートを切ったとも受け取れる。

小池知事は自民党支持層の8割を固め、無党派層の5割にも浸透している。都知事選の勝敗を左右する自民支持層と無党派層を固めつつある事に加えて、野党支持層にも支持を広げつつある事から再選はほぼ確実な情勢だ。

小池氏が盤石な情勢な大きな理由としては都民からのコロナ対応の評価が高いことが挙げられる。各世論調査では6割~7割が小池氏の対応を評価しているとの結果が出ている。それに加えて今年3月頃からのマスコミ出演で地名度を上昇させることに成功した事等メディア戦略の巧みさも評価できよう。

一方立憲民主党や共産党、国民民主党の一部議員などが推す元日弁連会長の宇都宮健児氏は野党支持層を3割しか固められていなく苦戦している。

立憲民主党支持層内では約半数が小池知事を支持していることに加えて山本太郎氏にも票が流れると予想されることから後半戦に向けて同党支持層をどれだけ固められるかが焦点だ。

過去の都知事選出口調査データによると、民主党系は都内において組織票固めに失敗し続けていることがうかがえる。14年都知事選では細川元総理を支持したものの、約6割の民主票が舛添氏などの他の候補者へ流出。16年都知事選では鳥越氏を推したものの民進支持層の約5割が小池氏などに流出するなど、民主系は首長選において浮動要素があるとみられる。

れいわ新選組の山本太郎氏は一部の野党支持層に浸食しているものの反小池無党派層を他の候補者と分け合う展開を余儀なくされるために票の伸びには限りがあるの思われる。ただ、街頭演説等では「れいわ旋風」と呼ばれた昨年参院選と同程度もしくわそれ以上の勢いが感じられることから大化けする可能性も0ではない。

山本氏の後を追うとされているのは維新推薦の小野氏だ。同党国会議員らと連携してドブ版選挙を遂行しているものの知名度不足が懸念材料である。ただ自民支持層をはじめとして各陣営の票を切り崩せる可能性がある唯一の候補者であることから後半戦にかけての支持の動向が期待される。

ホリエモン新党の3名(立花氏、斎藤氏、服部氏)は元々当選を狙っていない。主要候補として扱われている立花氏が前回参院選の比例得票数を上回ることができれば同党としては満足な結果となるのではないか。

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小池主導の選挙戦に

今回が異例の都知事選であるのは報道量の少なさからも感じられる。4年前は小池氏らの選挙戦の模様が連日各マスコミにより報道されたものの、今回は告示日や土日の選挙演説以外は全くと言っていいほど報道されていない。

さらに討論会も告示日直前にYoutubeで一度だけ配信されただけであり、民放ではいまだ放送されていない。このことは夕刊紙でも報じられている。

この討論会により選挙戦の風向きが変わった選挙も少なくない(大阪W選挙など)であるために小池氏はそれを恐れているのではないか。

自身がメディアから逃げる事により対立候補の見せ場を無くし小池圧勝までのシナリオを忠実に施行する。現職であることを活かし小池主導の選挙戦をやられてはどの候補も歯が立たないのは当然だろう。

都知事選には主要候補7名をはじめとして過去最多の22名が立候補をしている。投票日は7月5日で、即日開票される予定だ。

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浪人中の大学受験生。オウンドメディアのおとな研究所・選挙業界最大手の選挙ドットコム契約ブロガー。 Twitterでは「おちゃ」という名で活動し、選挙や政局などの情報を発信する。

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