コラム

政治家に定年は必要?自民党73歳定年制を考える(By うの)

自民党

政治家に定年制は必要?

自民党には定年制がある

自民党には比例での公認には73歳までとしています。これは以前から行われていた事で、自民党内では定年制を堅持するのか、廃止するのかで議論になっています。自民党のベテラン議員は定年制廃止を執行部へ要請していますが、若手はこれに対し反発しています。時の総理大臣である中曽根康弘元総理も引退勧告を受けて「自民党史に残る汚点」だと恨み節を残しました。定年制は若い人材を取り入れ、活躍してほしいという党の方針でもあります。

定年制が敷かれているのは比例による当選だけ

自民党の国会議員全員に定年制を敷かれている訳ではありません。小選挙区での選挙では定年制は敷かれていません。小選挙区では個人に投票するという側面がある為、年齢で区別することなく誰でも立候補できます。しかし、比例においては党に票を投じるという側面があるので、自民党としては73歳を定年として公認をしない方針です。自民党では国会議員の平均年齢が57歳で、40代50代で若手と言われる世界です。

定年制は年齢差別?

あるベテラン議員は「定年は年齢差別だ」としています。「若手は比例復活するというゾンビ制度が適用されるのに、我々ベテランは年齢で適用されなくなるのはおかしい」としています。また、「海外では年齢で差別するという事はない、仕事に対して年齢で区切るのはおかしい」としています。「役所を動かす時には、役人との飯を囲んだ数がものを言う、だからベテラン議員は必要だ」と続きました。日本では会社では定年があるのに、議員だけ定年を廃止するのは逆に差別だとする指摘もあり、若手議員からは「小選挙区では年齢制限がないのだから、小選挙区で挑戦すればいいじゃないか」と反発。上がさっさと引退して欲しい若手と、まだ仕事をしたいベテランとの対立があります。

年齢引き下げにおいてはベテラン議員も若手議員も一致

選挙権の年齢引き下げに、同じように被選挙権も18歳に引き下げるという点ではベテランも若手も一致しています。選挙に立候補できる年齢は衆議院で25歳から、参議院で30歳からとしていますが、ここに論理的な理由はありません。立候補できる年齢を引き下げて、政界を活性化しようという動きは自民党内だけでなく野党も同様ですが、なかなか決まらないのが現状です。

 

裏で支援できるベテランになろう

筆者は定年制については堅持すべきだと考えおり、自民党若手議員ら(自民党青年局といいます)に賛成です。ベテラン議員がどんなに有能であろうとも、権力を排除するという意味で定年制は必要だと思っており、新陳代謝が行われなければ政治は活性化しません。表舞台は若手に譲っていただいて、ベテランの方々には若手を支援する、そういった循環になると良いかな思っています。

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うの
薬学生/千葉自民党学生部部長。1998年千葉県生まれ。大学1年生の時に薗浦健太郎衆議院議員の講義を受けて政治の世界に興味を持つ。臼井正一県議会議員をはじめ、多くの県会議員に影響を受ける。「若者と政治を身近に」がモットー。専門は医療。新たな医療の可能性を模索し活動中。趣味はオーケストラ。楽器はバイオリン。

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