コラム

生理について考える。低用量ピルは女性活躍に繋がるのか?(By うの)

低容量ピル

ピルと生理と女性活躍

低用量ピルって何?

男性目線から言うと「低用量ピルって避妊薬のこと?」と考える方が多いのではないかと思いますが、低用量ピルは普段の生理痛を和らげたり、子宮内膜症の治療にも使われます。

この「低用量ピル=避妊薬」という認識が、女性が学校や職場でピルを服用しづらい原因と言えます。本記事を書いた理由としまして、男性に「女性の生理」を少しでも理解していただいて、社会が生理に対して、少しでも寛容になれば良いなと思いました。

生理を理解しよう

生理は月に1回のものという理解が一般的だと思いますが、そこには期間的な幅があります。生理が始まる1、2週間前からPMS(月経前症候群)が始まり、多くの場合で生理が始まると症状が軽くなります。

人によっては日常生活に支障をきたす場合もあり、その性質には個人差があります。

誤解を生んでいる「アフターピル」

前述しましたように、低用量ピルは避妊薬以外にも生理痛の軽減などにも使用されます。また、生理不順で生理が来なかったり、逆に生理が多くある場合にも使用されます。

おそらく、よく想像するのがアフターピル(緊急避妊薬)だと思いますが、アフターピルの印象が強く、「避妊の為に飲んでいるんだな」と思われる最大の要因です。

アフターピルは処方箋医薬品といい、医師の処方なしでは購入する事はできません。アフターピルの入手しにくさも指摘されています。

生理は女性の社会進出の妨げとなるか

■生理休暇取得について (女性対象)
・取得したことがない(87.2%)
・就いている職業に関わらず、取得したことのない人が多い
■生理について周囲に言えなくて困った経験(女性対象)
・非常にある/あると答えた人(39.1%)

【調査概要】
調査名:生理に対する意識に関する調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象者:16歳~65歳 男女
調査サンプル数:624名(10代・20代・30代・40代・50代・60代 各104名)
※10代は16歳~19歳を対象
調査期間:2019年12月12日(木)~2019年12月13日(金)

引用:「令和」の生理に対する意識の実態とは

生理休暇の取得をした事がない人の割合や、生理について周囲に言えなかった経験を持つ人の割合は多いのが実情です。

この結果は生理について社会の理解が進んでいない結果であることは言わざるを得ません。

生理が重たい日のコンディションは半分以下です。働き方における生産性の向上や効率化が進んでいます。また、向上させようという動きが活発です。

しかし、生理は女性のパフォーマンスアップを妨げてしまう原因になっているようです。

仕事で迷惑を掛けたくないからが1位、仕事を休むほどでもないが2位と続きます。

男性の理解も必要だが女性の発信も必要

男性は本質的には生理というものを理解できません。

この「本質的」というのがミソで、男性は経験する事がないからです。

上司が男性の場合、生理によるパフォーマンスの低下を察知することが難しく、それを空気感的に「察せ」というのは無理だと思います。

男性と女性の相互理解をより深めるために、女性自身も問題を主体的に取り組み、発信する事で、認知されるスピードが早くなるのではないかと思います。

私が強調したいのは、女性全員がそうではないという事で、「生理が辛いので休ませて下さい」という方がいれば、「生理の中でも仕事をしたい!」という方もいると思います。女性という枠で見るのではなく、個人で見ることが男性には必要になっていくスキルではないでしょうか。

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うの
うの
薬学生/千葉自民党学生部部長。1998年千葉県生まれ。大学1年生の時に薗浦健太郎衆議院議員の講義を受けて政治の世界に興味を持つ。臼井正一県議会議員をはじめ、多くの県会議員に影響を受ける。「若者と政治を身近に」がモットー。専門は医療。新たな医療の可能性を模索し活動中。趣味はオーケストラ。楽器はバイオリン。

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